コラム

作って楽しめる伝承遊び~紙コップけん玉~

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保育を行う中で「伝承遊び」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
今回はこの「伝承遊び」とは一体どういう遊びなのか、どのように保育に取り入れていけば良いのかなどをお教えしていきます!

伝承遊びとは?

伝承遊びとは、一言で言うと「昔から親しまれている遊び」のことを指します。
伝承遊びと聞いたら「コマ回し」や「けん玉」「お手玉」などを思い浮かべる人も多いですよね。
実は、普段の遊びの中で楽しんでいる「折り紙」や「鬼ごっこ」も伝承遊びといえます。

・伝承遊びを保育に取り入れるねらい
伝承遊びは昔から親しまれている遊びだからこそ「年齢関係なく一緒に楽しめる遊び」です。
近所のおじいちゃんおばあちゃんを招いて一緒にけん玉やお手玉をして遊び、地域交流をしている園もあります。
同年代の子どもたちだけでなく、幅広い年齢層の中で同じ遊びができるのは子どもたちも嬉しくて「教えてー!」と盛り上がるでしょう。

・遊びの展開は「子どもが中心」になって
伝承遊びは時代や時間の流れと共に、ルールや遊び方が少しずつ変化していきます。
子どもたちが楽しんでいる「わらべうた」も地域によって歌詞やリズムが違ったり、人から人へ受け継がれているからこその面白い変化を楽しむことができるのが伝承遊びの魅力のひとつです。

紙コップけん玉

紙コップけん玉

子どもだけでなく大人も夢中になって遊ぶことができる「けん玉」を紙コップで作りましょう。

【必要な材料】
・紙コップ2つ
・たこ糸
・アルミホイル
・丸シール
・カラーペン
・ビニールテープ

【使う物】
・はさみ


作り方

作り方

1.丸シールやカラーペンで紙コップを飾りつける

2.アルミホイルを丸める


3.たこ糸を紙コップの高さよりも少し長めに切る

4.2と3を貼り合わせ、ビニールテープを巻く


5.紙コップと紙コップの間に4を置き、ビニールテープでぐるぐると巻いたら完成!


【楽しみ方】
複数人でけん玉を楽しむ場合は、距離を取りぶつからないようにして遊びましょう。
ただ球を入れて遊ぶだけでなく制限時間内に何回球を入れることができるかや、紐の長さを調節して難易度を上げたりと様々なパターンで楽しむことができますよ。

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