コラム
寒くなってきたからこそ、体を動かして遊ぼう!(戸外・室内別)
暑い夏から、少しずつ気温も下がり寒いと感じる日も増えてきましたよね。
今回は寒くなってきたからこそ、体を動かして遊べる遊びを戸外、室内別でご紹介していきます。
戸外で楽しむ体を動かす遊び
◎鬼ごっこ
鬼ごっこひとつにしても、いろいろな種類があります。
【基本的な遊び方】
1.おにをきめる
2.逃げる範囲を決め、おにが追いかける
3.おににタッチされたら、その子はおにになり、おにだった子は逃げる
【鬼ごっこの種類】
・いろおに〜おにが「あお!」などの色を言い、その色のものを探しているあいだにタッチする
・こおりおに〜おににタッチされたら固まる。仲間にタッチしてもらったら動けるようになる
・かげふみおに〜タッチする代わりに逃げている子の影を踏む
・てつなぎおに〜タッチしたら鬼同士が手を繋いで追いかける
【遊ぶ時の注意ポイント】
・何度も同じ人が鬼にならないよう配慮する
・ひとつの鬼ごっこに飽きたら違うバージョンの鬼ごっこを提案する
・ぶつかって怪我をしないよう環境を整える
◎しっぽとりゲーム
【遊び方】
1.スズランテープを適当な長さに切ったものを全員分用意しておく。
2.子どもたちはズボンにスズランテープの先を入れてしっぽのようにする。
3.「よーいスタート!」の声で走り回り自分のしっぽが取られないように、お友達のしっぽを取る。
4.たくさんのしっぽをとった人の勝ち!
【遊ぶ時の注意ポイント】
・しっぽを取る時に子ども同士がぶつからないよう声をかける
・早くにしっぽが取られてしまい楽しめない子がでないように、多めにしっぽを作って追加でつけて遊べるように配慮する
◎ゴム跳び
【遊び方】
1.1本のゴム紐を2人で持ち、足元の位置になるようしゃがむ
2.いろんな跳び方で跳んで楽しむ
3.跳べるようになったら少しずつゴム紐の高さを高くする
【遊ぶ時の注意ポイント】
・ゴム紐を持つ人は、つい手を離してしまうと反対側の人にゴムが当たって危ないので交代の時までゴム紐を離さないようにする
・ゴム紐の高さは同じようにする
・ぶつからないよう、跳ぶ順番をしっかり決めておく
室内で楽しむ体を動かす遊び
◎転がしドッジボール
【遊び方】
1.ビニールテープなどで遊ぶ範囲を決める
2.内野と外野に分かれ、初めは保育者が内野になる
3.外野が内野の子に向けてボールを転がし、内野の子はボールに当たらないよう逃げる
4.ボールに当たったら外野になる
5.最後まで内野に残っていた子の勝ち!
【遊び方の注意ポイント】
・基本的に内野より外野の人数を少なく設定する
・低月齢の場合は当たってしまったら応援係にするのも良い
・当たってしまった子には「惜しかったね〜!」などの声掛けをしていく
・子どもたちが外野をする時は順番にボールを投げられるよう配慮する
◎ボール運びリレー
【遊び方】
1.縦に1列に並び先頭の子がボールを持つ
2.よーいスタート!の声でボールが頭の上を通るようにして後ろの子に渡していく
3.一番後ろの子までボールを渡せたら成功!
【遊び方の注意ポイント】
・1列に並ぶ場合は、背の順で並ぶようにするとボールをスムーズに渡すことができる
・頭の上を通してボールを渡すのに慣れてきたら、股の下を通したり、2人1組でタオルの中にボールを入れてリレーをしたりアレンジしていくと飽きずに遊ぶことができる
◎お尻歩き競争
【遊び方】
1.チーム分けをしてから横に2人並び体操座りをする
2.よーいドン!の声で座ったままお尻だけをつけて、手を振りながら前に進む
3.ゴールに先についた方の勝ち!
【遊び方の注意ポイント】
・子どもの年齢によってゴールまでの距離を短くしたり長くしたり配慮する
・うまくお尻歩きできない子には、腕を大きく振ってお尻を左右に動かすよう声をかける
まとめ
体を動かして遊べる遊びをご紹介してきました。
少しずつ寒くなってくる季節ですが、戸外でも室内でも子どもたちと一緒に元気に体を動かして遊ぶことで寒さも吹っ飛んでいきますよね。
怪我なく遊べる環境を整えて、楽しんでください!