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製作遊びでは、どんな配慮が必要?

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子どもたちも大好きな「製作遊び」は、保育の中でもよく行う遊びの一つです。毎月様々な製作に取り組む園も多いですが、子どもたちが楽しめる製作遊びにはいろいろな配慮が必要です。
今回は製作遊びの時にどのような配慮が必要なのかわかりやすくお教えしていきます!

製作遊びの内容を決める時の配慮

製作を始める前に、製作の内容を決める時から配慮すべき点がいくつかあります。

・対象年齢が合っているか
製作の作業内容が子どもの対象年齢に合っているか確認することが大切です。
まだハサミを使えない年齢のクラスなのにハサミを使って切る工程があるなど、子どもの発達に合わない製作になっていないか配慮する必要があります。

・製作のねらいと合っているか
製作遊びを通して子どもたちにどのような関わりをしてもらいたいのか、どのようなことを楽しんでもらいたいのかなどの「ねらい」をしっかり設定しましょう。
感触を楽しむのか、季節を感じるのかなど製作をするねらいをあやふやにせず確立することが大事です。

・季節感が合っているか
製作は作った後に保育室に飾ったり家庭へ持ち帰ることが多いですよね。そのため、季節感が合っていないと「なぜこの季節にこれを作ったの?」と疑問に思われてしまいます。
季節を感じる製作をするのも保育の楽しみの一つなので、季節感には注意しましょう。

・製作を楽しむ環境が整っているか
製作遊びを楽しめるような環境が整っているか、どのようにして整えたら良いのかを事前に確認しておきます。
グループごとで作業するのか、個別で対応するのかなど子どもが楽しめる環境設定ができるよう考えておきましょう。


製作遊びをする時の配慮

製作遊びをしている時も、いくつか配慮しておく点があります。作業を進めるのに集中しすぎず、子どもの様子を見ながら進めていくことが大切ですよ。

・製作に集中できる環境を整える
前述した通り、製作に集中できる環境を整えましょう。子どもの配置にも注意が必要で、ついついふざけて遊んでしまう子ども同士は席を離したり、製作が苦手な子は保育士の近くにしたりと普段の子供の様子から最適な環境を整えておきます。

・子どもが興味を持てるよう導入を行う
製作を始める時に「今日は〇〇を作ります」といって作り始めるよりも、絵本や紙芝居などを通して「今日はこの絵本に出てきた〇〇を作ってみようと思います!」と導入部分があると、子どもも興味をもてるようになりますよ。

・製作時の注意を事前に伝える
製作中、子どもたちに注意してほしい点がある場合は事前に伝えておきましょう。
「折り紙は1人3枚までだよ」「ハサミを使う時は必ず椅子に座って」など、製作を始める前に声をかけ、実際に進めていく中でもその都度声掛けをすることが大切です。

・子どものペースを見ながら進めていく
製作を進めるスピードは子どもの様子を見ながら進めていきましょう。
今日はここまで完成させるといったある程度の目標を決めつつも、製作内容によっては時間が前後することを考慮する必要があります。

・保育者が手伝うか否かは子どもに聞く
製作時に上手くできなかったり悩んでしまい手が止まってしまう子もいますよね。
そういう子には「先生と一緒にやってみる?」「ここまで手伝ってもいいかな?」など子どもに聞くことが大切です。子ども自身が最後まで自分で頑張ってみたい!という時は見守りながら進めていきましょう。

・製作後はどうするか子どもに伝えておく
製作遊びは早くに完成する子もいれば、最後までじっくり取り組む子もいるので終了時間が全員同じになるのは難しいものです。
そのため「作り終わったら近くのお友達と見せ合いっこしてみてね」「終わったら先生のところに持ってきて、おままごとコーナーで遊んでて良いよ」など製作後の動きを伝えておくと、その後の保育もスムーズに進みますよ。


まとめ

製作遊び時に必要な配慮についてお話ししてきました。
製作内容を決める時には子どもたちの発達段階にあったものか、どのようなねらいがあるかなど楽しむための配慮がたくさん必要になります。
製作時も環境設定や注意の声かけなど、子どもたちの様子を見ながら進めていけるように気をつけていけると良いですね。

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