コラム

9月に読みたいおすすめ絵本

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こんにちは!ココキャリegg編集部です。

園では、暑さが少しずつ和らいでくる9月は敬老の日に合わせて製作をしたり、お月見をしたと季節の行事が続く時期。

絵本も季節感あふれるものを選ぶのがコツです。

そんな9月に読みたいおすすめ絵本をご紹介します!

<お月見頃に 読みたい絵本>

▼おつきさまこんばんは(作: 林 明子 出版社: 福音館書店)

0〜2歳児の乳児クラスで読むのにおすすめの絵本です。

出てくるのは、おうちの屋根に上ったねことおつきさまと雲。

ほっこりする静かなお話ですが、雲に隠れて悲しそうな表情のおつきさまを見て子どもたちの表情が曇ったり、にっこり笑うおつきさまを見て笑顔になったりと、読む側も表情の変化を楽しみながら読める絵本です。


▼おつきみおばけ(作:せな けいこ 出版社:ポプラ社)

0〜2歳児の乳児クラスで読むのにピッタリの絵本ですが、ちょっとお兄さんお姉さん気分になる3歳児(年少)にもおすすめです。

「おつきみおばけ」は泣いているうさぎちゃんのためにおばけちゃんはおつきみの準備をしてあげますが、お団子がないと嫌だと泣くうさぎちゃんのためにお団子になってあげることに。するとうさぎちゃんがお団子をかじっちゃって・・・とうさぎちゃんのために頑張る小さいおばけちゃんが愛らしいお話。

小さい子を可愛がろうとする気持ちが芽生えてきた頃の子どもたちに読んであげたい絵本です。


▼パパお月さまとって(作:エリック・カール 訳:もりひさし 出版社:偕成社)

仕掛け絵本で、どの年代にも読み聞かせられる絵本ですが、少しだけお話が長めなので1歳児、2歳児以降におすすめです。

お月さまと遊びたくなったモニカはパパに「お月さま、とって」とお願いします。パパは長い長いはしごを持ってたかいたかい山にのぼってお月さまに手を伸ばして見ますがお月さまが大きくて運べません。するとお月さまが「わたしは毎晩少しずつちいさくなるんですよ」と教えてくれて・・・。パパはモニカにお月さまを持って帰ってあげられるのでしょうか?

毎日お月さまを見上げたくなるお話です。

<敬老の日頃に読みたい絵本>

▼はやくあいたいな(作:五味 太郎 出版社:絵本館)

3〜5歳児(年少〜年長)の幼児クラスにおすすめの絵本です。

おばあちゃんに会いたくなったよおちゃんはバスでおばあちゃん家に向かうのですが、ちょうどその頃よおちゃんに会いたくなったおばあちゃんは電車でよおちゃん家に向かっていき・・・何度かすれ違ってしまうふたりですが最後にはちゃんと会えてある約束をするのです。その約束とは・・・。

孫に会いたいおばあちゃんの気持ちと、おばあちゃんに会いたい孫の気持ち。どちらも温かく感じられるお話で敬老の日頃にピッタリのお話です。


▼おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん(作:長谷川 義史 出版社:BL出版)

言葉遊びを楽しめるようになってくる4〜5歳児(年中、年長)におすすめ!

登場人物は5歳の男の子とおじいちゃん。ある日男の子がおじいちゃんに「おじいちゃんのおとうさんってどんなひと?」と質問したことをきっかけに「ねえ、ひいひいおじいちゃん、ひいひいおじいちゃんのおとうさんはどんなひと?」「ひいひいひいひいおじいちゃんの・・・」とどんどんさかのぼっていきさいごはどうなるのでしょう。

「ひいひい・・・」と続いていくのが面白く、言葉遊びのように子どもたちも大盛りあがりで読めるお話です。

<季節を感じられる絵本>

▼どうぞのいす(作:香山 美子 絵:柿本 幸造 出版社:ひさかたチャイルド)

3歳児〜にピッタリの絵本。秋らしいどんぐりなどが出てくるので9月末頃から読みたいお話です。

うさぎさんが作った「どうぞのいす」。いすをつくり終わってどんぐりの入ったかごをいすの上において休憩しているとそこにやってきたくまさんがそれを見てどんぐりをえんりょなく、と食べたあと、次の人のために持っていたはちみつを置いて・・・と次々繰り広げられる「どうぞ」に心が温かくなるストーリー。

「自分だけがよければそれでいい」ではなく次の人のことを考えて「どうぞ」とできる思いやりの気持ちを表現している秋の絵本です。

まとめ

9月にピッタリの絵本はご紹介した以外にもたくさんあります。

お月見、敬老の日、秋らしいもの、遠足、運動会など季節の行事やイベントに合わせて考えると選びやすくなりますよ!

素敵な絵本の時間が過ごせますように・・・。

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