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実習で緊張しないための準備

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保育実習期間中は、普段の生活とは異なり緊張することも多いのではないでしょうか。
緊張すること自体は悪いことではありませんが、頭が真っ白になってしまい思っていたようにできなかったと落ち込むことがないように、今回は実習で緊張しないための準備をまとめてみました。
しっかり準備して自信を持って実習に臨みましょう。

一日の流れを頭に入れておく

「次は何をするんだっけ?」と先が見えないと子どもたちへの声かけもできずに戸惑うこともあります。
実習前のオリエンテーションで担当クラスや一日の流れの説明を受けるので、その内容をしっかり頭に入れておくようにしましょう。
もし、説明がなかった場合には「1日の流れを教えてください」と質問してくださいね。
時にイベントや活動によっては生活リズムが変わることもありますので、朝に担任の先生に確認してメモしておくのもいいですね。

何度も練習する

部分実習や責任実習では絵本の読み聞かせをしたり、ピアノの伴奏をしたりすることがあります。
緊張すると普段間違えないところでミスをしてしまいがちですが、その後のやり直すことが難しいので事前に何度も練習しておくことが大切です。
絵本もピアノも事前に何度も練習しておけば失敗も少なくなりますし、何より「たくさん練習したから大丈夫」という大きな自信に繋がることでしょう。
活動が止まってしまうと子どもたちの集中力も途切れてしまいます。
例え失敗したとしても、練習して内容を覚えていればすぐに続けることができますし、実習で覚えた手遊びや歌は就職してからも役に立つ機会が多いので今のうちにたくさん練習しておくといいですね。

実際に人前でやってみる

部分実習や責任実習は子どもたちだけでなく、園長先生や学校の先生が見に来ることもあり、とても緊張することは間違いありません。
人前での発表に苦手意識がある人は、実習前に人前でピアノを弾いたり絵本の読み聞かせをしたりしてみましょう。
家族や友だちなどの身近な人の前で発表して、雰囲気を感じるだけでも本番での緊張具合が変わってきます。
子どもたちの前で話すことを想定してやるのは少し恥ずかしいと感じるかもしれませんが、慣れておくことで本番に子どもたちの反応を見て楽しむ余裕さえも持てる場合もありますよ。

普段から丁寧な言葉遣いを心がける

実習中は子どもたちの手本となるような丁寧な言葉遣いが大切です。
乱暴な言葉や、「マジ、ヤバい」というような若者言葉には要注意です!
普段から丁寧な話し方を意識するようにしましょう。
話し方が丁寧だと、相手からの印象も良くなり先生や子どもたちとも良好な関係を築くことにも繋がりますよ。

引き出しを増やしておく

部分実習で手遊びや絵本の読み聞かせをするときに、皆さんはどのような準備をして臨みますか?
読む本と手遊びを練習していくと思いますが、緊張していると普段よりも早くなってしまい予定時間早く活動が終わって「次はどうしよう・・・」と頭が真っ白になってしまうことも少なくありません。
そのためにも、時間が余った時のことを想定して手遊びの種類を増やしたり、簡単なスケッチブックシアターを用意したりと保育の引き出しを増やしておくと良いでしょう。
ハンカチでできる簡単な手品を一つ覚えておくだけでも、子どもの興味を惹くきっかけになるのでオススメです。


【まとめ】
緊張するといつもはできていたのに上手くいかなかったという反省点もたくさん出てくると思います。しかし失敗も大事な学びの一つです。
「緊張してできなかったから次はもっと練習しよう」「次はこうしてみよう」という反省点を活かすことでより良い保育へと繋がっていくことでしょう。
最初から完璧を目指す必要はありません。
実習生の皆さんが緊張と上手く向き合って、充実した学びの場になることを応援しています。

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