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子どもたちもビックリ!色水シアターの作り方

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パネルシアターやエプロンシアターなど、保育園では子どもたちが喜ぶ出し物を保育者が考え、お誕生会などで楽しんでいますよね。
今回はちょっぴり魔法のような要素のある「色水シアター」の作り方をお教えしていきます。
色の変化に大盛り上がり間違いなしですよ!

色水シアターとは?どんなねらいがある?

まずは「色水シアター」とはどのようなものなのか、改めて知っておきましょう。
ただ子どもたちが喜ぶという点だけでなく、どのような「ねらい」があって取り入れているのかということも合わせてお教えしていきます。

・色水シアターとは
ペットボトルや透明カップなどの容器に入れた色水を使ってお話を展開していく出し物のことを「色水シアター」と呼びます。
透明な水が色づき、変化するときは子どもたちも大喜びで楽しむことでしょう。

・色水シアターのねらい
色水シアターでは「この色とこの色を混ぜたら何色になるかな?」「この色になるためにはこの色が必要なんだ!」といった色彩感覚を養うことができます。
また、たくさんある「色の名前」を知り表現力や語彙力をアップさせるねらいもあります。
保育者の色水シアターが終わったら、子どもたちも色水遊びを体験すると自発的に考え行動する力も養うことができます。

・「あか」「あお」「みどり」など基本的な色の認識ができる年齢を対象に行う
色水シアターは色の変化を楽しむ出し物です。
そのため、色の認識がしっかりし始める3歳以降の子どもたちを対象に色水シアターを取り入れてみると良いでしょう。
基本的な三原色だけでなく「みずいろ」「むらさき」など何色か混ぜて出来上がる色も理解しているとより楽しむことができますよ。

子どもたちがビックリする「魔法のジュース屋さん」

子どもたちがビックリする「魔法のジュース屋さん」

【必要な材料】
・透明なペットボトル(水入り)
・絵の具


1.水が入った透明なペットボトルを数本用意する。

2.「今からこの透明なお水が美味しいジュースに変身する魔法をかけるよ!」と言ってペットボトルをシェイクする

すると、透明だったはずの水がカラフルな色水に!

3.2をペットボトルの本数分繰り返して、魔法のジュースを作る

4.ジュースを作り終えたら、子どもたちと色水遊びをしたりジュース屋さんごっこを楽しむ

タネあかしと遊びの展開方法

透明な水に色をつける方法は、ペットボトルのフタに絵の具をつけておくだけです。
出し物をする前からフタに絵の具をつけておき、シェイクすることで絵の具が溶け、魔法のジュースのように水が色づきます。

数本のペットボトルを用意して、すべての水が魔法のジュースに変化したらジュース屋さんごっこや色水遊びを楽しむことができます。
また、透明の水ではなく最初から赤い色水を用意して、フタに青の絵の具をつけておき、シェイクすると紫に変身!などいろいろなバリエーションで色の変化を感じることもできますよ。

色水が入っているペットボトルに目や手をつけてお人形や動物に見立てて遊んだり、作った色水で染め紙製作をしてみると、最後まで色水を楽しむことができます。

まとめ

目の前で透明な水に色がつくと「なんで色が変わったのー?!」とキラキラした目で楽しんでくれることでしょう。
今回ご紹介した魔法のジュース屋さんだけでなく、色水が入ったペットボトルを物語の登場人物に見立ててお話を進めていくシアターも子どもたちに人気です。
色の変化を楽しみ、色水シアターを楽しんだ後の遊びの展開も考えておくことで、余すことなく楽しむことができます。
ぜひ、子どもたちと一緒に楽しんでみてくださいね。

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