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「子どもたちの名前が覚えられない!」の解決方法!

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保育園ではたくさんの子どもたちが過ごしており、クラスに何十人といる中で一人ひとりの子どもたちの名前を覚えることは簡単ではありません。
保育実習中、「早く名前を覚えなくては!」と焦ることもあるでしょう。

今回は、人の名前を覚えることが苦手という方でも、覚えやすい名前と顔の覚え方のポイントをまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!

まずは、ひたすら何回も呼ぶ

名前を覚えるには、ひたすら口に出すのが効果的です。
「Aちゃんままごとしよう」
「Aちゃんは今日の朝は何を食べてきたの?」
と話しかけるときも名前で呼ぶことが覚える秘訣になります。
子どもたちにとっても名前を呼ばれることは、自分を認知してもらえているという安心感にも繋がりますので積極的に名前を呼びましょう。

特徴をイメージして覚える

子どもの人数が多いと名前が覚えきれないと不安を抱くこともありますが、一人ひとりのイメージや特徴を捉えて、関連付けることで覚えやすくなります。

・笑うと、えくぼができるCちゃん
・高くて可愛い声のRくん

ただし注意が必要なのは服や髪型等、毎日変化がある特徴を覚えてしまうと次の日には分からなくなってしまったということにもなりかねません。
変化するポイントではなく、その子本来の特徴を意識して捉えていくといいですね。

関連エピソードで覚える

上記の方法でもなかなか覚えきれないという方には、関連エピソードから連想していく方法もオススメです。

例えば、
・機嫌がいいとアンパンマンの歌を口ずさむAちゃん
・ヒーローごっこが好きで常にウルトラマンになりきっているKくん
・お絵描きが得意で、食べたいメニューを絵にするYちゃん

というように、子どもの好きなことや出来事を意識することで名前を顔が一致することが増えてきます。
エピソードを交えることで子どもたちの好きなことを知ることにも繋がり、名前も覚えることができるので、まさに一石二鳥ですね。

遊びの中で覚える

遊びの中で覚える

クラスの子どもの名前を覚えたいときには、みんなで名前を呼び合える遊びを取り入れるのもオススメです。
現役保育士の筆者が、年度初めの4月にクラスで行う遊びを一つ紹介します。

【自己紹介ゲーム】
対象:4、5歳児向け
用意するもの:ボール

①全員で円になり、お互いの顔が見えるよう座る
②中央に1人座る人(鬼)を決めて目を閉じる
③鬼が目を閉じている間にボールを隣の人にどんどん渡していく
④鬼が「ストップ」と言った時にボールを持っていた人が自己紹介をする(名前・好きな食べ物など)
⑤自己紹介した人が次の鬼になる

このゲームで自分も子どもも楽しく名前を覚えることができますね。
恥ずかしくて人前で話すことが難しい子には、保育者がフォローしましょう。

0~3歳児クラスでまだ自己紹介することが難しい時には、保育者が「〇〇ちゃん、〇〇ちゃんはどこでしょう~?」「ココです、ココです、ココですよ~?」とリズムを付けて名前を呼ぶ触れ合い遊びが盛り上がりますよ。

まとめ

子どもとのコミュニケーションを図るには顔見て名前を呼ぶことが一番大切です。
名前を呼んでもらうことで、自分を認識してもらえたという安心感に繋がりますので上記の方法を参考にして積極的に子どもの名前を覚えていきましょう。

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