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実習後のお礼状の書き方(更新日:2023/1/12)

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保育実習後に、お世話になった園へお礼状を書くのはマナーだと知っている人も多いですよね。
しかしお礼状は普段書くことが少ないため、書き方や注意すべき点がわからず迷うこともあるでしょう。
今回は実習後のお礼状の書き方をわかりやすく説明していきます。
例文を参考にして、自分の言葉でお礼状を書いてみましょう!

実習後のお礼状とは?送る意味は?

保育実習後には実習でお世話になった園へ「お礼状」を送ります。
学校によってはお礼状の送付を義務としているところもあれば、任意のところもありますが、基本的にお礼状は出すようにしましょう。

・実習後にお礼状を送る意味
お礼状は「実習でお世話になった感謝を伝えるため」にあります。
保育実習を受け入れてくださった園は通常業務に加えて実習生の指導という仕事が増えています。お礼状を出すことで、感謝の気持ちが伝わり「教えてよかったな」とお互い気持ちよく実習を終えることができるので、お礼状はしっかり送りましょう。

・いつまでに出すのが最適?
お礼状は基本的に「実習終了翌日〜3日以内」に送ります。
早ければ早いほど、感謝の気持ちが伝わりやすいので、郵送する場合は到着まで日にちが開くことも考え、早め早めに準備することが大切です。遅くても10日以内には園側に届くようにしてください。

・お礼状が遅れた場合はお詫びの言葉を添える
何らかの事情でお礼状が遅れてしまった場合は、お詫びの言葉を添えてなるべく早めに送りましょう。
遅れたことに言い訳はせず「お礼の挨拶が遅くなってしまい、申し訳ありません」と一言添えます。
遅くなってしまうと、今更送っても良いのかと悩んでしまうかもしれませんが、お礼状は遅れてしまっても出すようにしましょう。


実習後のお礼状の書き方

お礼状は書き慣れていないと、どのような言葉を書いて良いのか迷いますよね。
実習後のお礼状を書くときのポイントは「前文」「主文」「末文」「後付け」の4つの構成を意識して書いていきましょう。


【前文】
前文とは、お礼状の書き出し部分のことです。
「頭語」と「季節に合わせた時候の挨拶」と「相手を気遣う文」の3つを入れます。

「頭語」は、文章の書き出しに使われる挨拶で、結語と一緒に使われます。一般的には「拝啓」と「敬具」の組み合わせが多いでしょう。

「時候の挨拶」は1月から12月まで、以下のような季節に合わせた挨拶があります。

・1月 寒に入り寒さひとしお厳しくなってきました
・2月 春の陽気が待ち遠しい今日この頃
・3月 春霞のただよう季節となりました
・4月 やわらかな春風に心華やぐ季節となりました
・5月 風薫る五月となりました
・6月 吹く風も次第に夏めいてまいりましたが
・7月 うだるような暑さが続いておりますが
・8月 立秋とは名ばかりの猛暑が続いております
・9月 秋風が心地よい時節となりました
・10月 小春日和のうららかな季節
・11月 枯葉舞い散る季節となりました
・12月 寒さもひとしお身にしみるころ

「相手を気遣う文」は時候の挨拶に続き、相手の安否を確認したり自分の安否を伝える部分です。
「小春日和のうららかな季節。皆様は健やかにお過ごしのことと存じます」といったイメージで、他にも「皆様におかれましては一層ご活躍とのことと拝察いたします」などと相手を気遣う言葉を添えましょう。


【主文】
主文とは「起こし言葉」と「本文」をまとめた言葉です。

「起こし言葉」は、本文を記すための前置き部分のことを指し「さて」「このたびは」「つきましては」などが代表的な起こし言葉です。文章の統一感を気にしながら、後に続く言葉と合っているか確認しましょう。

「本文」は、実習中の感謝を伝えるメイン部分です。実習を受けてくださった感謝だけで無く、実習期間中に学んだことや、印象深い出来事などを自分の言葉で伝えましょう。実習を経て、どのような保育者になりたいと感じたかなど具体的に記すと、より一層感謝の気持ちが伝わります。


【末文】
末文は、本文の後の部分で用件のまとめとなるところです。
実習先の健康や活躍を祈るような「皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます」という一文がおすすめです。


【後付け】
後付けは「誰からの手紙か」「いつ書いたのか」「誰にあてた手紙か」を記す部分です。末文まで書き終えたら一行空けて、手紙を書いた年月日・氏名・宛名の順で書きましょう。
学校の講義の一環として保育実習に行った際は氏名の前に学校名も記入し、宛名は園長先生の名前と「〇〇保育園の皆様」と足すのもおすすめです。


お礼状の例文

お礼状の構成がわかったら、一度お礼状を書く練習をしておきましょう。
どのような言葉を使ったら良いのか、例文をいくつかご紹介します。

【例文1】
拝啓

秋風が心地よい時節となりました。皆様におかれましてはますますの活気に満ちていることと存じます。
このたびは、お忙しい中保育実習の指導をしていただき、誠にありがとうございました。
現場に立って、子どもたちとの触れ合いや先生方の指導を通して、保育士として大事な考え方を身につけられたと感じております。実習を通して気づいた自身の短所を改善し、一人前の保育士を目指していく所存です。
改めて、保育実習という貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
最後になりましたが、貴園益々のご発展をお祈り申し上げます。

敬具

令和〇年〇月×日
〇〇大学××科〇年
名前(フルネーム)
〇〇園 園長〇〇××様(正式名所)
職員の皆様


【例文2】
拝啓

春の陽気が待ち遠しい今日この頃、皆様におかれましては一層ご活躍とのことと拝察いたします。
先日は、約2週間という貴重な時間を使って、実習を受け入れてくださり誠にありがとうございました。
実習中は至らない点ばかりではありましたが、子どもたち一人ひとりと向き合うことや、柔軟に対応する大切さを学ぶことができました。経験豊富な先生方と共に保育の現場に立てたことで、より自分が学ぶべきことが明確になりました。
今回の実習での経験をもとに、保育士として自分に足りない部分を学び直し、子どもたちの成長を支えていけるよう精進していく所存です。
園長先生をはじめ、実習中にたくさんの助言と励ましのお言葉をかけてくださった先生方には大変感謝しております。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

敬具

令和〇年〇月×日
〇〇大学××科〇年
名前(フルネーム)
〇〇園 園長〇〇××様(正式名所)
職員の皆様


まとめ

実習後のお礼状の書き方についてお話ししてきました。
お礼状は描き慣れていないことから、何を書いた良いのか迷ってしまいがちですが「お世話になった感謝の気持ち」を素直に書くことで1番気持ちが伝わります。
構成に気をつけて、自分の言葉で実習中の出来事や感謝の気持ちを伝えてみてくださいね!

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