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実習中、ポケットにひそめるものを紹介

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実習中は、実際の現場で保育を経験することで様々な学びがありますよね。
子どもと触れ合うことが楽しみな反面、緊張や不安な気持ちを抱いている方も多いのではないでしょうか。
実習前のオリエンテーションでは、保育中の服装や持ち物について話があると思いますが、今回は現役保育士の筆者が、実習生に向けてポケットにひそめておくといいものを紹介します。


ポケットにひそめるもの

ポケットにひそめるもの

・メモ帳
1日の保育の流れや環境設定の仕方など、メモを取ることで後に振り返ることができます。
また、先生と子どものやりとりで印象に残っている会話等も書き残しておくことで保育者が子どもに対しどのようなことに配慮しているのかを考えることもできることでしょう。
園によっては、メモを取らずに目の前の子どもたちとの触れ合いを大事にしているところもありますので、持ち込み可能か事前に聞いておきましょう。

・ボールペン
メモ帳とセットで持っておきたいのがボールペンです。
色分けをしたいのであれば3色ボールペンを持ち歩くのもオススメですが、メモ程度であれば使い慣れているボールペンを1本持っているだけでよいでしょう。
注意点としては、キャップ式ではなく必ずノック式のボールペンを選んでくださいね。
乳児クラスに入ってキャップを落としてしまうと誤飲に繋がる可能性もあります。

・印鑑
実習日誌や出勤簿に、毎日押印します。
ペンケースに入れてもいいですが、取り出しやすさを優先させるなら出勤して朝の準備の時点でエプロンに入れておくといいですね。

・ハンカチ、ティッシュ
ハンカチ、ティッシュは必須です。
特にティッシュは、子どもの鼻やよだれを拭く時に必要になります。
くしゃみをした瞬間に鼻水が飛び出してきてすぐにティッシュが必要という場面もありますので、手元に持っていてすぐに出せるといいですね。
また、ハンカチには手を拭く時に使う他にも用途があります。
活動の合間で時間が余ってしまった時に「ハンカチマジック」を披露することもオススメです。

《ハンカチマジックのやり方》
1.子どもたちに見えないようにペンを長袖の中に隠しておく
2.子どもたちの前でハンカチを広げて仕掛けがないことをアピールする
3.ハンカチを畳みながら隠していたペンをハンカチに隠す
4.魔法の言葉をかけてペンがハンカチから出てきたように見せる

仕掛けはとても簡単ですが、「みんなも一緒に、ちちんぷいぷい〜と魔法の言葉を言ってみよう」などと子どもたちにも参加を促すことで、盛りあがり活動の合間の時間も楽しく過ごすことができるので、ぜひやってみてください。

・ビニール袋(小)
外遊びの園庭で拾った木の実を入れたり、ゴミ箱が近くにない時に子どもの顔を拭いたティッシュ等のごみ入れたりできるので持っていると便利です。
ポケットに入れやすいように小さなサイズの物が望ましいですね。
こちらも誤飲防止のために持ち運び禁止としている園もありますので要確認です。


ポケットには入れすぎ注意

ポケットには入れすぎ注意

「念のために○○も入れておこう」等と必要になるかもしれないと不安になりポケットになんでも詰め込むことは辞めましょう。
ポケットの中身がいっぱいだと動きにくく、子どもたちの前で物を落としてしまうと危険です。
必要最低限のものを持ち運ぶようにしてください。


まとめ

実習中には何を準備したらいいのか心配になることもあるでしょう。
保育中には子どもたちから目を話せないので、朝の準備の時点で何が必要かを考えてポケットにしのばせておくといいでしょう。
また、自分の使いやすい物やお気に入りの物を取り入れてみることで、実習中のモチベーションも上がります。 今回紹介したことをぜひ取り入れてみてくださいね。


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