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実習期間中、どれくらい寝れるの?徹夜で日誌を書くってホント…?

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保育実習は、たくさんのことを学ぶ機会になり資格取得には必須ですよね。
子どもとの触れ合いを楽しいと思う反面、実習準備や日誌や指導案作成に追われて寝れないという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
さて、実習期間中は「寝れない!」ということは実際にあるのでしょうか。 実習を経験した先輩保育士である筆者が紹介します。


本当に実習日誌は徹夜で書くの?

本当に実習日誌は徹夜で書くの?

結論からいうと、実習中に必ず徹夜する必要はありません。
むしろ徹夜をしてしまうと次の日の実習に集中できなくなってしまうため、睡眠時間は確保するようにしましょう。

とはいえ、実習を終えて帰宅した後にも一日を振り返って日誌を書かねばなりません。
書く内容が決まらずにダラダラと長引いてしまい気づいたら夜中になってしまった、ということにもならないためにも日誌を書くコツを押さえましょう。


時間がかかる理由はなにかを知る

時間がかかる理由はなにかを知る

日誌の書き方は園によって異なる点はありますが、授業以外にも先輩や学校の先生から学びますよね。
しかし書き始めてもなかなか進まないという時には、何が分からないのかを明確にする必要があります。


■何を書いたらいいのかわからない
実習前半は、活動の流れを知るために、時間と活動内容をメモしますね。
しかしそれだけでは、活動の流れだけしか日誌に書けずに日々似た内容になってしまいます。
毎日同じ内容にならないようにするためにも、自分は保育実習でなにを学びたいのかを再確認しましょう。

・保育者の声かけの仕方を知りたい
・活動前の導入の仕方を学びたい
・支援が必要な子にはどのように関わったらいいのか知りたい

上記のように自分がこの実習で学びたいと思っているねらいを明確にしておくことで、メモの内容も変わってくるでしょう。

その他にも、「けんかしていた子たちの話を聞いたけれど、仲立ちすることが難しかった」というように、子どもと関わりの中での反省点をその都度メモすることで、日誌に記入する際に振り返ることもできますね。
振り返る時間を設けることで、「今度は気持ちが落ち着くように少し離れた場所で話を聞いてみよう」等と新たな関わりを考えることができます。
書くことを明確にできると日誌の内容も充実して、悩む時間も必要ないでしょう。


■日誌の書き方(言葉遣い)がわからない
毎日実習指導の担当保育士から書き方の指導を受けて、たくさんの訂正に落ち込むこともあります。
しかし、訂正してもらえるということは、有益な記録の仕方を学べる最高の機会ともいえるでしょう。
保育士や幼稚園教諭になってからも書類を書くことがありますので、実習期間中に書き方を学ぶことがとても重要になってきます。
指導受けた点は、すぐに訂正し同じ間違いをしないように心がけましょう。
話し言葉と文章とでは表現が違うことに戸惑うこともあるとは思いますが、実習前に日誌の書き方の例が記載されている雑誌を見て正しい日本語を学ぶこともオススメします。
日誌の書き方(言葉遣い)で悩むことがなくなれば書く時間も短縮され、睡眠時間も増えますね。


■疲れて集中できない
2〜3週間の実習期間中は緊張している時間が長いため普段以上に疲れを感じてしまうのではないでしょうか。
疲れが溜まってしまうと、考えがまとまらずに時間だけが過ぎてしまうということもありますので、休息の時間も設けてメリハリをつけて作業しましょう。
入浴剤入りの湯船に浸かったり、夕飯に好きな物を食べたりと日常の中で癒しを取り入れることで、その後の作業も効率よく進められますね。


まとめ

実習期間中はやることが多く、帰宅後も日誌や指導計画案作成に時間がかかりますね。
日誌を書くコツを押さえておくことが毎日の睡眠時間を確保することにも繋がりますので、上記に挙げたポイントを押さえて適度な睡眠時間を確保して、次の日の実習に備えるようにしましょう。


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