コラム

1月に読みたいおすすめ絵本

/common/uimg/1月に読みたいおすすめ絵本

新年を迎えて、楽しいお正月休みから始まる1月はゆっくり絵本を読む時間も増えるのではないでしょうか。
普段の生活とは少し違った雰囲気を感じることができる「お正月」は絵本でもよく取り扱われている行事の一つです。
今回は「お正月」をはじめ、冬のスポーツを楽しめる「スキーやソリ」に関する1月にぴったりな絵本をご紹介していきます!


お正月を楽しめる絵本



▲おもちのきもち
(作:かがくい ひろし)


お正月になると必ず見る「かがみもち」が主役の絵本です。二段になって、頭にはみかんとおめでたい扇子が施されている「かがみもち」にも「きもち」がある!という興味の引くエピソードなら始まります。かがみもちならではのおなやみや、話が進むにつれて床の間から逃げ出してしまったり…。想像を超える驚きの展開ばかりなので、子どもたちは大笑いしながら楽しめますよ。




▲おばあちゃんのおせち
(作 絵:野村たかあき)


お正月ならではの「おせち料理」はおばあちゃんが作るといった家庭も多いのでは?この絵本の主人公、きりちゃんは初めておばあちゃんのおせち作りを手伝うことになりました。買い出しに行き、料理の手順を教わりながら、おせちのいわれを聞くという普段できない体験をしていきます。出来上がったおせちが描かれたページはついついゆっくり見てみたくなるほど細かなところまで描かれています。本物のおせちと見比べながら絵本を楽しみたくなる一冊です。




▲十二支のしりとりえほん
(作 絵:高畠 純)


十二支の動物たちが「しりとり」を楽しむ絵本は、ことば遊びが楽しい一冊です。子どもだけでなく、大人もついつい言葉に出して楽しみたくなるのがこの絵本の魅力ですよ。十二支を知るきっかけにもなるので、年始のお休みに家族で読むのをおすすめします!


冬のスポーツを楽しめる絵本



▲こぶたのブルトン ふゆはスキー
(作:中川 ひろたか 絵:市居みか)


こぶたのブルトンがこたつの中でスキーのテレビを見ていたら「スキーにいきたい!」と出かけに行きます。いたちのアンドレ、ダルマのタカサキさんなど愉快な仲間たちが一緒になって大騒ぎ!ケラケラと笑える内容で、それぞれの個性豊かなキャラクターたちが子どもに大人気です。




▲このゆきだるまだーれ?
(作 絵:野村たかあき)


リズム感のある文章で、早く次のページも見てみたい!という気持ちになる一冊です。そりが大好きな女の子、もみちゃんのところへやってきた動物たち。もみちゃんのそりに乗らせてもらいましたが、みんなそりから落ちてころころと転がっていってしまいました。気づいたら動物たちはみんな雪だるまに!言葉の響きだけでなく、ほわっとした絵本が気持ちをほっこりさせてくれますよ。




▲とらたとおおゆき
(作:なかがわ りえこ 絵:中川 宗弥)


雪が降り、とらのことらたがお父さんに作ってもらったソリで出かけに行きます。鈴の音を聞いてお友達が集まってくるシーンは可愛らしさがぎゅっとつまっています。最後の方には少し危ない!といった場面でお巡りさんが出てきて交通ルールに触れているのも大事なポイントです。友達と一緒にくっついてソリに乗る姿を見てると「同じようにソリ滑りをしたい!」と思えてくる一冊ですよ。




▲ぼくのそりにのって!
(作:さえぐさ ひろこ 絵:吉田 尚令)


森で降り出した雪に、たくさんの動物たちがわくわくしている様子から始まる一冊。くまくんやきつねくん、うさぎちゃんはそりを持っているのですが、りすちゃんだけは持っていないようで急にしょんぼりしてしまいました。くまくんの古くなったおじいちゃん手作りのそりを「素敵なソリ」と伝えたり、そりをもっていないりすちゃんを一緒に乗るよう誘ったり、可愛らしい友情が見られる絵本です。


まとめ

1月のおすすめ絵本をご紹介してきました。
新しい年を迎えた1月は普段と少し違う雰囲気がありますよね。
絵本を読みながらお正月とは何なのか、十二支ってどんな動物がいる?と子どもの疑問に答えることができるのは嬉しいですよね。
雪が降っているからこそ楽しめるスポーツも「同じのをやりたい!」と目を輝かせることでしょう。
楽しいひとときになるよう参考にしてみてください!


実習コラム一覧

ページ上部へスクロール