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10月に読みたいおすすめ絵本

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10月に入ると少し肌寒くなり、室内で過ごすことも増えてきますよね。外遊びをするときは、葉っぱが赤く色づいたり木の実が落ちていたりと季節の移ろいを感じられることでしょう。
ここでは、10月にぴったりな季節を楽しめる絵本や子どもも大人もわくわくできるハロウィン関連の絵本をご紹介していきます!

秋を感じられる絵本


▲おちばいちば
(西原みのり 作)


子どもが夢中になるような素敵な秋の市場がメインの絵本です。さっちゃんがどんぐりの馬に乗ってたどり着いた不思議な「おちばいちば」には、おちばのスカートや木の実のご馳走、おちばのお魚などわくわくするものばかり。「くーださいな♪くーださいな♪」と自然と楽しいリズムで読むことができる一冊です。



▲あきぞらさんぽ
(えがしらみちこ 作)


秋という季節感をぎゅっと濃縮して、ついお散歩に出かけたくなる絵本です。秋の冷たい風の中、お散歩をしていくと出会うどんぐりやみのむし、まっかな落ち葉は子どもが大好きなものばかりですよね。えがしらみちこさんの「おさんぽシリーズ」の5作目なので、他の作品も通して季節を感じることができます。



▲あきのセーターをつくりに
( 石井 睦美 作/布川 愛子 絵)


石井 睦美 さんの「はるのワンピースをつくりに」に続くシリーズ第2作目となるこの絵本は、リスのすりちゃんが仕立て屋のミコさんにセーターを作ってもらうお話です。すりちゃんの気持ちを編み込んだ特別なセーターができる頃には、子どもたちも「セーターを着たい!」「素敵なお洋服作ってみたい!」と声が上がるはずですよ。



▲もりのおふろやさん
(とよたかずひこ 作)


寒くなってきた秋だからこそ、温かいお風呂に入りたくなる一冊です。ユーモアあふれるほのぼのとしたストーリーで、可愛らしい絵のタッチにも癒されます。秋の森にわいたお風呂にいろんな動物たちがやってきて、心も体もぽかぽかになる「ぽかぽかおふろシリーズ」の作品となっています。読んだ後はゆっくり温泉に入りたくなる癒しの絵本ですよ。



▲おいもをどうぞ
(芝野民三 作/いもとようこ 絵)


くまさんの畑でとれた、たくさんのおいも。くまさんは「ひとりで食べるにはもったいない。おとなりさんにもわけてあげよう」と優しい気持ちから話しは始まります。もらった動物たちは、次から次へとお隣さんに分けていく…というお話。嬉しいことや楽しいことはみんなと分け合う、思いやりの気持ちが育つようなぽかぽかと温かい絵本です。




ハロウィンを楽しめる絵本


▲ハロウィンドキドキおばけの日!
(ますだゆうこ 作/たちもとみちこ 絵)


ともだちはみんなハロウィンパーティーを楽しみにしているけど、実は少し怖いなと思っている怖がりのレイが主役です。おばけも可愛らしいタッチで描かれており、ハロウィンをもっと楽しむことができる豆知識も付いています。おばけや魔女が出てきてちょっぴり怖いけど、わくわくどきどきする気持ちが子どもたちも共感できるようです。



▲トリックオアトリート!
(岡村志満子 作)


4人の子どもたちがとっておきの仮装をしてハロウィンパーティーを楽しむお話。読み聞かせをしながら子どもたちも一緒に合言葉の「トリックオアトリート!」と声を上げて楽しむことができます。お菓子をもらいに訪れた家には色んな住人がいてクスリと笑える部分もありますよ。暗いところでおばけが光る、蓄光インクを使ったページは子どもたちも大喜び間違いなしです!



▲ハロウィンのかぼちゃをかざろう
(パトリシア・トート 作/ジャーヴィス 絵)


オレンジや紫色のハロウィン色で彩られた絵本は、まさにこれからの気分を盛り上げるのにぴったりな一冊です。ハロウィンで使うかぼちゃの選び方から始まり、家の飾り付けなど本格的なハロウィンを楽しみたい!という気持ちになります。光を灯したジャックオランタンを作ってみたくなる絵本になっています。



▲おばけマンション
(鈴木翼 作/村上康成 絵)


ちょっと間抜けなおばけマンションの住人たちがとっても可愛らしい絵本です。入れ歯のドラキュラ、包帯が足りないミイラ男、ばらばらになったガイコツなど、クスッと笑えるユーモア溢れる一冊です。




まとめ

10月に楽しめる絵本をご紹介してきました。

秋をたっぷり楽しめる絵本は、全体的にも季節や食べ物を綺麗に絵が描かれていて見ているだけで心が温かくなりますよね。
ハロウィンを楽しめる絵本は、絵柄もカラフルでわくわくドキドキする気持ちが子どもたちと共有できそうです。

季節の移ろいを大切にして、子どもたちと一緒に楽しんでみてくださいね!



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