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保育士の社会的ステータスを押し上げた?!スウェーデンの保育

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教育の先進国として、常に注目されるのがスウェーデン。

なぜ「教育・保育と言えばスウェーデン」という位置づけなのでしょうか?
国全体で保育について考えているスウェーデンの保育の特徴を紹介します!

管轄が国に!保育園を学校にした

管轄が国に!保育園を学校にした

スウェーデンではプレスクールが1996年に教育省に移管されました。
要は、保育園をプレスクール(学校化)にしたのです。
プレスクールは1~5歳児が通う、日本でいうと保育園のような存在です。
(日本の保育園は厚生労働省が管轄していますが、これが文部科学省に移管したというようなイメージです)

これはもともと女性が出産後も働ける仕組みづくりが背景にあります。
共働きが主流になったため、保育時間が短い幼稚園よりも保育園の需要があがり、
その背景をうけて保育園を充実させました。

これにより、保育士は「学校の先生」という位置づけとなり、保育士の社会的ステータスを押し上げたのです。
実は、それまでのスウェーデンでは、保育士のステータスが低く低賃金で、保育士不足が問題となっていたそうです。


保育士の給料アップ

保育士の給料アップ

保育士の給料もアップされました。
スウェーデンには、高卒で取得できる保育士資格と、大卒で取得できる保育士資格(ティーチャー)があり、
まずは数が少ないティーチャーの給料をUPさせ、続いて保育士の給料もUPさせました。

「子どもを預かる施設」から「学校へ」
「低賃金」から「給与UPへ」

こうして、スウェーデンでは保育士の社会的地位が向上し、さらには保育の質もあがることが期待されています!


国が自由を保障!

国が自由を保障!

政策上の特徴として、国が保育指針とカリキュラムを決めていますが、
大まかな内容が書かれているだけなので具体的なプログラムなどは各園に一任されています。

保育園は都会や郊外など場所も違えば規模も違うため、その園や土地に合った保育が求められます。
公立だとどの園も同じものが求められそうですが、
各園がニーズに沿った幼児教育が自由に出来るというのが幼児教育先進国と言われる所以だと考えられます。


まだある!独自の保育制度

まだある!独自の保育制度

学校を公立化しているため、プレスクールから大学まで一体的な保育を展開しており、
なおかつ入学金、学費が無料です!
しかも基礎学校在学中は学費のほか、教科書代やノートやペンに至るまで基本的に無料なので、
スウェーデンでは親は子どもの教育費を心配することはほとんどないようです。

そして幼児教育に力を入れているだけでなく、幼児教育を行う先生の質の向上までも国が負担しています。
保育士は先生改革ラーニングスタディ(保育の向上を目的として受ける研修)を受けることができ、
保育者は遊びのアクティビティーの質を向上させるため、その手法などを学びます。


まとめ

まとめ

今回は幼児教育の先進国ともいえるスウェーデンの幼児教育について調べてみました。
今日本で問題になっている少子化や保育士不足、低賃金などを改善できる良いお手本だと思いました。
ただこれは制度を大きく変えなければいけないので私たちが個人で動くのは難しいですね…

これを機に幼児教育をどうしていくべきかやスウェーデンの教育に興味を持っていただけましたか?
こんな環境の下で保育をしてみたいと思っても日本に居たら出来ないですよね。

ただ保育園や幼稚園によってはスウェーデンに研修に行ける園などもあります!
実際に見に行って保育を知ることで自分の保育観が明確になったり刺激を受けることも多いと思います。
園選びの際はこのような点も視野に入れてみてもいいですね!!


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