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【10の姿】『言葉による伝え合い』『豊かな感性と表現』を育む活動ってどんなもの?

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幼児期に育みたい10の姿の中でも最後に出てくる『言葉による伝え合い』と『豊かな感性と表現』。

どちらも自分の気持ちや考えを表現する姿ですね。

とっても簡単なようで実は難しい『言葉による伝え合い』と『豊かな感性と表現』の2つを詳しく説明していきます!

10の姿の『言葉による伝え合い』『豊かな感性と表現』ってなに?

10の姿の『言葉による伝え合い』『豊かな感性と表現』ってなに?

10の姿の『言葉による伝え合い』は
先生や友達と心を通わせる中で、絵本や物語などに親しみながら、豊かな言葉や表現を身に付け、経験したことや考えたことなどを言葉で伝えたり、相手の話を注意して聞いたりし、言葉による伝え合いを楽しむようになる。
※平成29年度告示「幼稚園教育要領」より引用
こと。

保育所保育指針や幼保連携型認定こども園教育・保育要領では、「先生」の部分が「保育士等」や「保育教諭」と記載されています。

「絵本や物語などに親しみながら」という部分から、“読み聞かせをする”ことで育める姿と思ってしまいそうですが、ここで大切なのは
・経験したこと、考えたことを言葉で伝える
・相手の話を聞いて言葉による伝え合いを楽しむようになる
ことです。

頭の中で描いていることを言葉にして伝えられる姿は、大人でも難しいところ。

正しく伝えられるかではなく、「言葉で伝え合うのは楽しいな」という気持ちを育んでいくのがこの『言葉による伝え合い』です。


一方、10の姿の最後に出てくる『豊かな感性と表現』は
心を動かす出来事などに触れ感性を働かせる中で、様々な素材の特徴や表現の仕方などに気付き、感じたことや考えたことを自分で表現したり、友達同士で表現する過程を楽しんだりし、表現する喜びを味わい、意欲をもつようになる。
※平成29年度告示「幼稚園教育要領」より引用
ことです。

「表現」という言葉が入っていますが「何かを作ったり、描いたりができるようになること」ではなく
・表現する喜びを味わう
・表現したいという気持ちをもつ
・表現することが楽しいと感じる
のが『豊かな感性と表現』です。

「上手にできるかどうか」ではなく感動する出来事をたくさん溜め込み、何らかの形で外に出す=表現することが楽しい!と純粋に感じる姿を育んでいくものだと覚えておきましょう!

→10の姿全体についてはこちらで解説しています

『言葉による伝え合い』も『豊かな感性と表現』も、普段の生活の中で保育者が意識的に取り入れていきたいものですが、具体的にはどんな活動に取り入れられるのでしょうか?

チェックしてみましょう!

『言葉による伝え合い』『豊かな感性と表現』が取り入れられている活動

『言葉による伝え合い』『豊かな感性と表現』が取り入れられている活動

まず、『言葉による伝え合い』です。

インタビュータイム
その日あった出来事や見つけたことなどをクラスのみんなに伝える活動です。「今日発表したい人?」と投げかけてしまうとうまく言葉にできない子どももいるのでインタビューのように「今日、すべり台のところで何か見つけたんだよね?みんなにも教えてあげてくれる?」と具体的に質問をしていくのがおすすめです。

絵本などの読み聞かせも大事ですが、自分の想いを言葉にして伝える楽しさを味わえる活動を取り入れていくのも大切。

実習中でもインタビュータイムは責任実習で取り入れられるかもしれないので、実習担当の先生と相談してチャレンジしてみてくださいね。

次は『豊かな感性と表現』。

たくさんの材料と道具を用意して自由に表現をしてみる
例えば「空の絵を描く」時に、白い画用紙だけでなく様々な色の画用紙を用意したり、絵の具・クレヨン・折り紙などを用意して自由に表現ができるように準備をして取り組む活動です。

実習では、緊張もするのでできるだけ決まった材料や道具を使って取り組んだほうが安心ですよね。

ただ『豊かな感性と表現』の姿を育む観点からは、子どもたちが自由に取り組めるようにいくつもの材料や道具を用意しておくと楽しく取り組めます。

大切なのは表現するのが楽しい、と思えること。

実習の時にも「そうじゃない、それは違う」と正しい方法で取り組めるような声掛けでなく「◯◯ちゃん/くんらしくていいね」とその子なりの表現を受け入れられるようしましょう。

まとめ

まとめ

『言葉による伝え合い』も『豊かな感性と表現』も、日々の取り組みの中での保育者の言葉掛けや環境の用意が重要となるものです。

実習中だけでは難しいかもしれませんが、自分の発する言葉が子どもたちの育ちに関わってくるということを、しっかり理解して対応していけるといいですね!

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