コラム
実習日誌が書けない…を解決!子どもの姿の見つけ方

保育実習が始まると、多くの保育学生のみなさんが悩むのが、実習日誌ではないでしょうか。
いざ書こうとすると、「何を書けばいいのか分からない」「特別な出来事がなかった」と、手が止まってしまうこともあるかもしれません。
特に「子どもの姿を書きましょう」と言われると、どこに注目すればよいのか迷ってしまいますよね。
でも実は、日誌に書く内容は特別な出来事でなくても大丈夫なのです。
今回は、実習日誌が書けないと感じたときに役立つ「子どもの姿の見つけ方」について、わかりやすくお伝えします。
実習日誌はどう書くべき?どこに注目する?
・日誌は「特別な出来事」を探さなくていい
まず知っておいてほしいのは、日誌には必ずしも印象的な出来事を書く必要はないということです。
「けんかがあった」「大きな行事があった」といった分かりやすい場面がなくても、日々の中には学びの種がたくさんあります。
たとえば、朝の挨拶の様子や、遊びの中での一言、小さな変化なども立派な記録になります。
「何もなかった日」ではなく、「気づけなかった日」と捉えてみると、見方が変わってきます。
・子どもの気持ちに注目してみる
子どもの姿を見つけるときに大切なのは、「行動」だけでなく「気持ち」に目を向けることです。
たとえば、ブロックで遊んでいる子がいたとき、「遊んでいた」と書くだけでなく、「どんな気持ちで遊んでいたのか」を考えてみましょう。
集中していたのか、誰かと一緒に楽しんでいたのか、うまくいかずに悩んでいたのか。
気持ちを想像することで、記録に深みが出てきます。
・変化に気づく視点を持つ
昨日と今日で少し違ったところはなかったか、という視点もおすすめです。
「今日は自分から挨拶できていた」「昨日は泣いていたけれど、今日は笑顔で登園していた」など、小さな変化に気づくことが大切です。
こうした変化は、子どもの成長や安心感の表れでもあります。
・一人に注目してみる
クラス全体を見ようとすると、情報が多くて整理できなくなることがあります。
そんなときは、「今日はこの子を見てみよう」と、一人に注目してみましょう。
朝から帰りまでの様子を追ってみると、その子なりの過ごし方や変化が見えてきます。
一人の姿を丁寧に書くことも、立派な日誌になります。
・会話の一言を大切にする
子どもとの何気ない会話も、日誌の大切な材料です。
「これ見て!」「できたよ!」といった一言には、子どもの思いや気持ちが詰まっています。
そのとき自分がどう感じたか、どう関わったかもあわせて書くことで、より具体的な記録になります。
実習日誌が書きやすくなる方法とは?
・書きやすくなるシンプルな流れ
日誌を書くときは、難しく考えすぎず、次の流れで整理してみましょう。
①どんな場面だったか
②子どもはどんな様子だったか
③自分はどう関わったか
④そこから何を感じたか・学んだか
この形に当てはめるだけで、自然と文章がまとまりやすくなります。
・うまく書こうとしなくていい
日誌を書くとき、「きれいにまとめなきゃ」と思うと、かえって手が止まってしまいます。
大切なのは、正確さや完璧さよりも、「自分がどう見て、どう感じたか」です。
言葉がうまくまとまらなくても大丈夫。自分の言葉で書くことが、学びにつながります。
・メモを取る習慣をつける
その日の出来事を思い出そうとしても、時間が経つと忘れてしまうことがあります。
保育中に短いメモを取っておくと、後で書きやすくなるのでおすすめです。
「泣く→笑顔」「ブロックに集中」「〇〇ちゃんと関わる」など、簡単なメモが助けになります。
・書けない日は誰にでもある
どれだけ意識していても、「今日は書けないな…」と感じる日はあります。
そんな日は、無理に特別なことを書こうとせず、「印象に残った小さな場面」を一つだけ取り上げてみましょう。
それだけでも、立派な記録になります。
まとめ
実習日誌が書けないと感じるときは、「何を書くか」ではなく、「どこを見るか」に目を向けてみましょう。
子どもの気持ちや小さな変化、何気ない一言。
その一つひとつが、日誌の大切な材料になります。
完璧を目指さず、自分の気づきを大切にしながら書いていくことで、少しずつコツがつかめてきます。
日誌は大変な課題でもありますが、同時に自分の成長を振り返る大切な時間でもあります。
焦らず、できることから積み重ねていきましょう。



