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実習でよくある「子どもとの距離感」悩みの解決ヒント

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保育実習に行くと、多くの保育学生さんが一度は感じるのが、子どもとの距離感の悩みです。
「なかなか打ち解けられない」「特定の子と関わりすぎてしまっている気がする」「どう接すればいいのか分からない」など、感じ方は人それぞれ。
子どもとの距離は、近すぎても遠すぎても難しく、正解が見えにくいものです。
そこで今回は、実習中によくある距離感の悩みと、その解決につながるヒントを、わかりやすくご紹介します!

実習中の子どもとの距離感はどうしたら良い?

・距離感に悩むのは自然なこと
まず知っておいてほしいのは、子どもとの距離感に悩むのはとても自然なことだということです。
初めて関わる子どもたち、慣れない環境、限られた実習期間。
うまく関われないと感じるのは、決してあなたの力不足ではありません。
むしろ、どう関わろうと考えているからこそ生まれる悩みです。

・「すぐ仲良くならなきゃ」と思わなくていい
実習が始まると、「早く子どもと仲良くならなきゃ」と焦ってしまうことがあります。
ですが、関係は1日で築けるものではありません。
特に、新しい大人に対して慎重な子どもも多く、距離が縮まるまでに時間がかかることもあります。
無理に距離を縮めようとせず、まずは安心してもらうことを意識してみましょう。


子どもとの距離感はどのような関わり方が適切?

・距離が遠いと感じるときの関わり方
「なかなか話しかけてもらえない」「遊びに入れてもらえない」と感じるときは、無理に関わろうとしなくても大丈夫です。
子どもが遊んでいる近くで同じことをしてみたり、「〇〇しているんだね」と、つぶやくように声をかけたりするだけでも、十分な関わりです。
言葉がなくても、そばにいる存在になることが大切ですよ。

・距離が近すぎると感じるとき
一方で、「ずっとついてきてくれる」「甘えてくれる」ことで、距離が近すぎると感じることもあります。
うれしい反面、「どう対応したらいいんだろう?」と戸惑うこともありますよね。
そんなときは、一人の子だけでなく、周りの子にも目を向けることを意識してみましょう。
「あとでまた一緒に遊ぼうね」と優しく伝えることで、関わりのバランスをとることができます。

・子どものペースを大切にする
距離感を考えるうえで大切なのは、「自分がどう関わりたいか」だけでなく、「子どもがどう関わりたいか」を見ることです。
たくさん話したい子もいれば、静かに見守ってほしい子もいます。
その子の様子に合わせて関わり方を変えていくことが、自然な距離感につながります。

・名前を呼ぶ、目線を合わせる
基本的なことですが、「名前を呼ぶ」「目線を合わせる」ことは、距離を縮める大切なポイントです。
「〇〇ちゃん、おはよう」「〇〇くん、楽しいね」と声をかけることで、子どもは安心して関われるようになります。
目線を合わせるだけでも、印象は大きく変わります。


子どもとの距離感の学び方は?

・「関わる」と「見守る」のバランス
実習では、「もっと関わったほうがいいのかな?」「見守るだけでいいのかな?」と迷う場面が多くあります。
そんなときは、子どもが今何を求めているのかを考えてみましょう。
助けを求めているときは関わり、集中しているときは見守る。
このバランスを意識することが大切です。

・担任の先生の関わりを参考にする
距離感に迷ったときは、担任の先生の関わり方をよく観察してみましょう。
どんなタイミングで声をかけているのか、どのくらいの距離で見守っているのかを見ることで、多くのヒントが得られます。
「なぜ今この関わりをしているのか」と考えることが、学びにつながります。

・自分らしい関わりで大丈夫
実習中は、「うまくやらなきゃ」と思うあまり、自分らしさを出せなくなることもあります。
ですが、子どもは大人の雰囲気をよく感じ取っています。
無理に明るくしようとしたり、元気に振る舞いすぎたりしなくても大丈夫です。
落ち着いた関わりでも、やさしい関わりでも、その人らしさが伝われば、子どもとの関係は少しずつ築かれていきます。


まとめ

子どもとの距離感に悩むのは、保育学生さんにとって自然なことです。
近すぎても遠すぎても「良い・悪い」ではなく、そのときの子どもの姿に合わせて関わることが大切です。
すぐに答えを出そうとせず、子どもの様子を見ながら少しずつ関わっていくことで、心地よい距離が見えてきます。
実習の中で感じた悩みも、すべてが学びにつながっています。
焦らず、自分らしい関わりを大切にしていってくださいね。

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